パスロジ、設立20周年記念事業として鹿島神宮 御手洗池入口鳥居を奉納
東日本大震災被害の最後の再建・改修工事 令和2年8月竣工
平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災は、東日本全域に甚大な被害を与えました。茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮(宮司 鹿島則良)においても、境内表参道の大鳥居と御手洗池口鳥居が倒壊、社殿の一部が損壊という被害を受け、平成23年中頃より社殿・鳥居の修繕改修を進めて参りました。
倒壊した御本殿の千木の改修を皮切りに約9年間に渡って、境内各所の改修工事を順次進め、この度最後の復興工事にあたる「鹿島神宮 御手洗池入口鳥居」の再建工事に着手する運びとなりました。
この御手洗池入口鳥居の再建では、パスロジ株式会社(東証TOKYO PRO Market上場:証券コード4426、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川秀治。以下、パスロジ)は、鳥居を奉納いたします。竣工は、令和2年(2020年)8月を予定しております。
■御手洗池入口鳥居奉納の経緯
パスロジ代表の小川は、かねてより鹿島神宮に参拝しており、東日本大震災により被害を受けた社殿鳥居の再建・改修の様子も拝見して参りました。御手洗池入口鳥居の再建の段となり、小川より鳥居奉納を申し出、この度の鳥居奉納となりました。
また本年は、パスロジの設立から20周年となる嘉節の年です。パスロジでは鳥居奉納を設立20周年の記念事業として位置付けております。
■新たな御手洗池入口鳥居の材質・形状について
新しく建立される鳥居は、材質は耐久性耐候性を考慮し鋼板を採用。色は黒色となる予定です。形式は「鹿島鳥居(※)」で、寸法は地表から笠木までの高さ7.9メートル、笠木長さ11.2メートル、柱芯間6.3メートルとなり、倒壊前の鳥居と同様の形状、ほぼ同サイズで再建されます。
※鹿島神宮で見られる鳥居の形状です。笠木は円柱で、両端が襷墨(たすきずみ)と呼ばれる斜め下に切り落とされる構造、貫は角柱で、柱の外に突き出る構造となっています。額束はなく、額束がつくと、「宗忠鳥居」と呼ばれます。
■地鎮祭の様子と竣工について
令和2年5月27日、再建工事に先立ち鹿島神宮 御手洗池入口にて「鹿島神宮 御手洗池口鳥居 再建工事 地鎮祭」が斎行されました。爽やかな風が時折吹く中、鹿島神宮 宮司以下奉納者であるパスロジ代表 小川、工事関係者が参列し、鹿島神宮 神職により祭典が執り行われました。祭典では、パスロジ代表の小川も地鎮の儀にて鍬入れの儀を行い、玉串を奉奠し、工事の安全を祈念いたしました。
地鎮祭は滞りなく行われ、これから工事が開始されます。竣工は令和2年8月を予定しております。竣工の際には、あらためてお知らせさせていただきます。
■鹿島神宮と御祭神「武甕槌大神」について
鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市にある神武天皇元年創建の由緒ある神社です。日本建国と武道の神様である「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」を御祭神としています。
武甕槌大神には、第一代天皇 神武天皇の東征において悪神の毒気により兵士たちに悪疫が流行った際に、「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」を降すことで悪疫を祓うエピソードがございます。また、武甕槌大神は雷を司る神様としても知られています。
パスロジでは、雷神であり、悪神や悪疫から守る力を持つ武甕槌大神を、現代のサイバーセキュリティにも通じる神様だと解釈し、当社の事業にも御縁があると考えております。
●鹿島神宮Webサイト
■パスロジ株式会社について
パスロジ株式会社は2000年の設立より、IT社会において日常的に行われる「ログイン」、「サインイン」といった作業「本人認証」について研究開発を行っているベンチャー企業です。日本において31件、世界各国では合計97件の特許を取得しております。(2020年6月時点)
主力製品の「PassLogic(パスロジック)」は、主にリモートワークに利用される認証セキュリティシステムです。その「専用のデバイスを使わないワンタイムパスワード」という独特な機能は、安全性と可用性に優れ、導入・運用コストを抑える特徴を持ち、政府機関や、規模を問わず多くの企業に採用されています。新型コロナウイルス感染症対策によるテレワーク導入拡大にも迅速に対応し、2020年3月にはユーザー数123万件を突破いたしました。
●パスロジ会社案内ページ
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