パスロジ、クラウド型仮想デスクトップサービス「VMware Horizon® Air™」と「PassLogic」の連携を発表

パスロジ、クラウド型仮想デスクトップサービス
「VMware Horizon® Air™」と「PassLogic」の連携を発表
~デバイスレス・ワンタイムパスワード認証によるセキュアな仮想デスクトップ環境を提供~

セキュリティソフト開発・販売のパスロジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 秀治、以下 パスロジ)は、デバイスレス・ワンタイムパスワード「PassLogicエンタープライズ版(以下、PassLogic)」と、VMwareが提供する仮想デスクトップ及び、アプリケーション配信サービス(DaaS:Desktop as a Service)「VMware Horizon® Air™ 」との連携検証を完了したことを発表いたします。
この連携により、VMware Horizon Airの使用において、管理画面内で簡単な設定を行うだけで、デバイスレス・ワンタイムパスワードによる使いやすく、強固な認証を利用することが可能になりました。

VMware Horizon Airは、VMwareのパブリッククラウドプラットフォームであるVMware vCloud® Air™ から、仮想デスクトップ及び、デスクトップアプリケーションを配信するクラウドサービスです。
タブレット、スマートフォン、PC、シンクライアント、ゼロクライアントなど、デバイスを問わずにクラウドからデスクトップやアプリケーションへの統合アクセスを可能にします。また、使用料金はデータ使用量に応じたサブスクリプション方式であるため、従来のオンプレミスの製品に比べ、スモールスタートを実現し、初期導入コストを大きく削減できるというメリットもございます。

一方PassLogicは、その認証方式「パスロジック認証」(後述)により、トークンなどの認証用デバイスを必要とせず、Webブラウザだけで強固なワンタイムパスワードを簡単に利用できる本人認証システムです。DaaSの認証にPassLogicを利用することで、認証を強化し、不正アクセスをシャットアウトすることが可能となります。

今回の連携が実現すれば、利用場所や接続デバイスを限定せず、仮想デスクトップサービスをよりセキュアに社外からお使いいただくことが可能となります。そのためヴイエムウェアとパスロジは、VMware Horizon AirとPassLogicの連携が、今後の仮想デスクトップソリューション環境の発展にとって重要であると位置付け、両社間で直接コンタクトを取り綿密な検証を行いました。その結果、親和性の高い連携ソリューションとして、お客様にも安心してご採用いただけます。

■ヴイエムウェア株式会社 ハイブリッドクラウドサービス本部 本部長 巨勢泰宏氏のコメント
「ヴイエムウェア株式会社は、この度のVMware Horizon AirとPassLogicの連携ソリューションの発表を歓迎します。エンドユーザは仮想デスクトップとアプリケーションの利用環境に対して、エンタープライズレベルのセキュリティとコンシューマー製品と変わらないシンプルさの両立を期待しています。PassLogicを利用することでユーザは、VMware Horizon Airのクラウドで、より柔軟でセキュアな仮想デスクトップを使い始めることができます。これは、 クラウドベースの仮想デスクトップ及び、アプリケーション配信の導入に向けて、企業がシフトするために重要なことであり、コスト削減と高い拡張性を提供します。ヴイエムウェアは、弊社のビジネスビジョンである「One Cloud, Any Application, Any Device」を日本の企業とお客様に提供するため、パスロジ株式会社のような国内ISVベンダー様とのパートナーシップの継続に大きな期待をしています。」

■VMware Horizon Air概要
VMware Horizon Airは、VMwareのパブリッククラウドプラットフォームであるVMware vCloud® Air™ から提供される仮想デスクトップ及び、アプリケーション配信サービスです。デバイスの種類や場所を問わずに、クラウドホスト型のデスクトップとアプリケーションを提供します。このサービスの導入によって、セキュリティと管理に関する企業の要件を損なうことなく、時間とコストの削減が可能です。このサービスには次の機能が含まれます。

・タブレット、スマートフォン、ラップトップ、PC、シン クライアント、ゼロ クライアントなど、デバイスを問わずに、クラウドからデスクトップやアプリケーションへの統合アクセス
・完全に管理されたエンタープライズ サービス。VMware は、最高クラスのサービス、サポート、および SLA を提供しながら、基盤となるインフラストラクチャの運用を管理します。
・安全な 2 点間ネットワーク接続、専用のコンピューティング、ネットワークの分離など組み込みのセキュリティ機能

■PassLogicが採用する認証方式「パスロジック認証」概要
PassLogicでは、トークンの要らないワンタイムパスワードを実現する認証方式として、「パスロジック認証」を採用しています。
この「パスロジック認証」は、ブラウザ上に表示される乱数表の中から、利用者ごとに設定されている“位置”および“順番”(シークレットパターン)に沿って数字を抽出し、つなげることでパスワードを生成する仕組みです。乱数表を表示するたびに表内の数字が変わるため、パスワードとなる数字も毎回変わり、ワンタイムパスワードとなります(米国特許第6141751号、日本国特許第5276658号)。第三者が乱数表を見ても数字を抽出する位置がわからなければ、パスワードを判別できません。
PassLogicではこの認証方式を使用しているため、トークンを必要とせず、デバイスを紛失・盗難・借用された場合でも安全性を確保できます。この安全性と使用感、管理性などが評価され、リモートアクセスを重視される企業を中心に100万件を超えるIDを発行し、ご利用いただいております。

■パスロジ株式会社 概要
パスロジ株式会社はワンタイムパスワード製品を主要ビジネスとする認証ベンダーです。 マトリクス型のワンタイムパスワード「PassLogic(パスロジック)」を最初に考案した会社であり、全世界を含めて、唯一、 PassLogicの知財ライセンスを実施できる会社となっています。パスロジック方式は、パスロジのオリジナル技術であり、パスロジの製品は、日本国内だけでなく、海外からの利用・海外での利用等、ワールドワイドのシステムでも、安心してご利用いただけます。
パスロジ株式会社は急発展を遂げるネットワーク社会において、安心かつ安全なセキュリティを提供し、その発展に貢献できる企業を目指して活動しています。

所在地    :東京都千代田区神田小川町3-26-8
設立     :2000年2月24日
資本金    :1億円
代表取締役社長:小川 秀治
URL       :https://www.passlogy.com/
主要製品   :PassLogic、PassClip

※特許発明に係わるサービス・製品を正当な権限なく実施することは、自社開発により実施する場合はもちろん、第三者から購入してエンドユーザとして利用する場合においても、特許権侵害となります。パスロジの正規ライセンスを受けたサービス・製品には、必ず、パンフレット等にパスロジのライセンス表示が付されています。ライセンス表示が無い製品は、パスロジのライセンスを受けておりませんので、ご注意ください。
※購入時には、ライセンスの有無をご確認いただけますようお願いいたします。
※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
※記載されている商品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。

【報道関係者からのお問い合わせ先】
パスロジ株式会社
担当:樫尾
TEL:050-5865-1632
E-Mail:passlogic@passlogy.com

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